【埼玉・給水管】水道管・配管工事はお任せ！更生工事の注意点や回数について

埼玉で給水管の更生工事をお考えの方はいらっしゃいませんか？

給水管を修繕するにあたって、更生工事の際の注意点について事前に把握しておくことが大切です。なぜなら、配管の劣化具合や耐用年数によっては更生工事ができず、配管の交換工事が必要になるためです。

今回は、更生工事の注意点を詳しく解説します。

マンションや戸建て住宅など、建物や住宅設備は年月とともに劣化していきます。それは給水管も例外ではありません。更生工事は、このような給水管の内側に付着したサビや汚れを除去し、塗料でコーティングする延命工法です。

工法は状況によって選定される

更生工事の工法は1つではありません。超音波肉厚測定やＸ線検査、抜管調査などを行い、給水管が劣化していないかを詳しく調べ、その劣化具合によって適切な工事方法を決めていきます。

給水管の劣化がそれほど進んでいない場合は、ライニングなどの更生工事が採用され、劣化がかなり進んでいる場合や耐用年数が過ぎている場合の多くは、給水管を交換する更新工事が適用されます。

代表的な更生工事

代表的な更生工事の工法として、ライニング工法が挙げられます。これは古くなった給水管の内側をライニング（被覆）して補強する工事です。

トーヨー興産株式会社の更生工事では、内側を研磨したのち、無害・無臭の高品質エポキシ樹脂塗料でライニングする「Eco・NR給水管更生工法」を採用して施工しています。この工法では、給水管内にエポキシ樹脂塗料でライニングすることで、管内を新管のように蘇生します。

更生工事の注意点

給水管のライニングは内部を削って補修していくため、あまりにも老朽化が激しい給水管には対応できません。

もう1つ注意しなければならないのは、給水管をライニングする前の下地の処理方法です。ライニング前に細かな珪砂（硅砂）を吹き付けるサンドブラスト方法を用いて、給水管内を清掃します。その際に給水管に穴が開いてしまうことがあります。特に給水管内の汚れがひどい場合は、清掃が不十分だと付着不良を起こす可能性があるため、それを避けるために念入りに清掃を行います。しかし、過度な研磨によって給水管に穴が開く危険性も少なくありません。

給水管に穴が開いてしまうと給水機能が果たせず、給水管を交換する必要が出てきます。そうなると工事期間が長くなるうえに、別途費用がかかってきます。

更生工事のタイミング

給水管の寿命の目安は水道用亜鉛メッキ鋼管で15～20年、硬質塩化ビニルライニング鋼管で20～25年、樹脂管で約30年といわれています。給水管の寿命が近づいてきたら、まずは検査を実施すべきです。専門業者に検査を依頼しましょう。

マンションでの水道管の劣化による漏水事故は、原則として保険適用にならないため、水道管の保全は必須です。漏水事故を防ぐためには、使用している水道管の耐用年数の前に検査を行い、劣化具合を確認しなければなりません。

劣化が見られた場合は、既存の配管内を清掃して綺麗にする更生工事か、もしくは配管を新しいものに交換する更新工事のどちらかを行う必要があります。ただし、ここで注意しなければならないのが、更生工事は2回できないケースがあるという点です。

更生工事が1回しかできないケース

更生工事は水道管の内側を削って配管内を綺麗に清掃します。そのため、2回目の更生工事を行うと、水道管自体が脆くなってしまい、漏水事故の可能性が高まるので、更生工事は1回しかできないケースがございます。

エポキシ樹脂の劣化が見られたら、水道管の交換を検討すべきです。更新工事を行うことでさらに10～15年の寿命が延びます。マンションでの水道管の更生工事を行う際には、同時に将来的な更新工事を視野に入れておきましょう。

給水管の保全はマンション運営において必須です。水道管や給水管などの配管は、年月とともにどうしても劣化してしまうため、定期的に点検を行い、劣化具合に合わせて更生工事や更新工事を行わなければなりません。

埼玉のトーヨー興産株式会社では、主にEco・NR給水管再生工法を採用し、業界で唯一の塗料・機材・工法を一体化し、高品質かつ効率的な施工を提供しています。施工2日目の午後（実質1日半）には復旧通水ができる「室内2日間工法」により、住居者の負担を軽減します。埼玉でマンションの給水管更生工事をご検討中の方は、まずはお気軽にトーヨー興産株式会社までご相談ください。

※Eco・NR給水管更生工法が利用できない場合は、線電極防食法「クレフロス」で対応致します。ご依頼の流れ・工事の方法など、更生工事に関するご質問はお電話・FAX・WEBよりいつでもお問合せください。