給水管工事の必要性とは?工事までの流れや給水管の素材別耐用年数もご紹介
給水管の内部は目で確認することができないので、工事の必要性を感じている方は多くないはずです。しかし、目に見えていなくても、給水管は少しずつ劣化が進んでいきます。生活に支障が出る前に、早めの工事をご検討ください。
この記事では、給水管工事の必要性や流れ、給水管の素材別の耐用年数などをご紹介します。給水管工事をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
給水管の素材別の耐用年数
給水管には様々な素材が使われていて、素材によって耐用年数が異なります。給水管工事に用いる給水管について、素材別の耐用年数と特徴を知っておきましょう。
樹脂管
1989年以降から普及しているのが、比較的新しい素材の樹脂管です。他の素材と比べて価格が高いため初期費用はかかりますが、耐用年数が約30年と長く、メンテナンスしやすいのが特徴です。
硬質塩化ビニルライニング鋼管
内部をビニル系樹脂でコーティングしたのが、硬質塩化ビニルライニング鋼管です。耐用年数は約20~25年で、直管部分の劣化が発生しにくいのが特徴です。ただし、1989年を境に継手部分の素材が変わっており、1989年以前の継手に使用されている亜鉛メッキでは、腐食やサビが発生することがあります。また、1989年以降から普及している管端防食継手では、内面がコーティングされているためサビにくく、長く使用することができます。
水道用亜鉛メッキ鋼管
内部を亜鉛メッキでコーティングしたのが、水道用亜鉛メッキ鋼管です。耐用年数は15~20年で、サビや不具合が起こりやすいのが特徴です。
現在では給水管への使用が禁止になっているため、新たに設置することはありません。
マンションの給水管工事の流れを確認しよう
マンションの給水管工事は、どのような流れで行うのでしょうか?給水管に不具合が発生した場合に行う、給水管工事の大まかな流れを解説します。
1.給水管劣化診断を行う
いつ頃給水管工事を行うか検討するためには、給水管の劣化具合を知る必要があります。診断を行って劣化具合の詳細を知ることで、適切な給水管工事の方法を検討します。診断では共有部分だけではなく、各住戸のメーター周りや専有部なども調査し、劣化具合を確認します。
2.管理組合で工事を検討する
管理組合で、給水管工事を行う時期や方法、誰が費用を負担するのかなどを話し合います。トラブルを避けるためには、アンケートや説明会などを開催し、各住戸の所有者の同意を得た上で、給水管工事を進めていきます。
3.給水管工事の実施
給水管劣化診断の結果をもとに、給水管の更生工事や更新工事を行います。
給水管工事の必要性
そもそも給水管工事は、なぜ必要なのでしょうか?その理由をご紹介します。
給水管も経年劣化で傷む
給水管の内部は目で見ることはできませんが、経年劣化により必ず傷んでいきます。内部が傷むと詰まりや濁り水などのトラブルが発生するため、給水管工事を行い、快適な状態を維持しなければなりません。
劣化を放置すると予期せぬトラブルを招くことも
給水管の劣化をそのまま放置していると、水漏れなどの予期せぬトラブルを招くこともあります。また、給水管工事を行うまでに、診断を行ったり資材を調達したりしなければならないため、その間にさらにトラブルが発生する恐れもあります。
耐用年数はあくまでも目安
給水管は素材によって耐用年数が異なりますが、地域によっては水道水の質によって、給水管が早く劣化してしまうこともあります。耐用年数はあくまでも目安ですので、気になる症状があれば早めに業者に相談しましょう。
給水管が劣化してしまうと、水漏れなどのトラブルにつながるだけでなく、清潔でおいしい水を得ることができなくなってしまいます。
そうならないためにも、給水管工事が必要なのです。
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